秋刀魚を焼く

 秋分の日の夕暮れ、七輪で秋刀魚を焼いた。雨の中うちわを扇ぎ火を熾す、陽が落ちるにつれ炭の赤さが際立ってくる。秋刀魚を六匹焼き終える頃、漸く炭が真っ赤に焼けて絶好調状態となる。ああっ炭がもったいない、この最高状態の七輪なら何でもおいしく焼けるのにもう焼くものがないとは。





 撫子が枯れてから玄関の花があまりに寂しいので、菊や桔梗を植える。



 







  矢月秀作「もぐら:中公文庫」を読む、1作目(覚醒剤)、格闘シーンは迫力あるもこれは劇画だな。2作目「讐」(カルト宗教)、小説らしくなってきた、それにしても主人公不死身だな。3作目「乱」(外国人マフィア)、チャイニーズ三美神登場、迫力の戦闘場面。それにしても漫画だ、逃避の読書にぴったりだ。てなわけで、ここ一週間は逃避行動中のわたしです。もうあんまり働きたくない。