年末ひとり

 9:53のサンダーバードで福山に帰省する妻を金沢駅まで送る。ここ何年かは広島と石川で別れて正月を迎えている。それぞれの親が年をとり、正月くらいは顔を見に行かねばならぬからです。
 自分が子供の頃の正月は好き嫌いが激しくてお雑煮が食べられなかった。その後、新婚時代(福山の雑煮にびっくり、何とブリと蛤の雑煮)、子どもが生まれる(妻が作る鶏肉のシンプル雑煮)、そして子供が家を出、父の死、娘の家で迎える年越し(娘の年越し蕎麦は沖縄そば)、自分も定年と正月が移り行く(今年はわしが雑煮をつくる)。さてさて次はどんな正月を迎えるのだろう(病院はヤだな)。
許されるなら、神様、海外での正月をお願いします。

 金沢駅で妻が私にも弁当を買ってくれたので、今日は「富山湾弁当」で一杯やってます。バイ貝、蛍烏賊、ぶり大根、ますの寿司、白エビのかき揚げ、紅白なますと、もう最高のつまみのオンパレードだ。郵便受けには、友人から札幌においでのお誘いはがき。行きたいなあ。大阪にも札幌にも行きたいなあ。実際に行かなくても、行きたいなあと思うだけでも心がときめく。わたしの数少ない友人たち。

今朝、妻が「それにしても腹が減った(井頭か)」とうるさいので、じゃあ喫茶店でモーニングにしましょうネと、沖縄風に返して、諸江のビリオンコーヒーへ。コメダの400円との差200円(サラダとベーコンとポテトがついてる分)、のモーニングでした。客少なめで良いじゃないの。あなたならどっちがいい、」400円か600円か。わしは400円でええわ。
 しかし、どうでもいいようなことしか書いてませんな私。ボケ防止とヒマつぶしだから、これでいいのだ。