神田「まつや」:東京だよ①

 先日、娘に会いに妻と東京へ。地下鉄「末広町」で待ち合わせ、はじめて娘の職場に行きました。 入り口前の広場には、ほとんど溶けてしまった雪だるまが残り、空には雪片が舞う寒い日だった。神田明神へ参詣し、昼食は娘の薦めで「まつや」でそばをいただいた。何年ぶりかで行列し、わたしは天ざる大、娘はカレー南蛮、妻は卵とじにお揚げを入れたそばを注文。メニューにない妻の注文に、「きつねに卵追加」と「卵とじに揚げ追加」のどちらが安いか確かめますと店員さん。結果、卵とじに揚げ追加の方がお得ですとのこと。熱燗2本とゆば、そば味噌を楽しみつつそばを待つ。込み合う店内。わたしらのテーブルには同席の女性が一人。彼女は熱燗・いたわさ、熱燗・焼のり、しめはもりそばと唯我独尊状態。びっくりした娘が、「かっこいい。あれでスマホいじってなかったら完璧やったのに」と店を出て一言。東京はいろんな人がおるなぁ。
 夜は谷中銀座焼鳥屋で一杯。掘りごたつ式の座席でゆっくりできて満足。還暦前で初めて食べたけど、お任せセットで出た「肝焼き」がうまかった。炙り具合がいいせいか、苦手な肝だが気に入ってしまった。つくねもフワフワでうまかった。妻がダイエットダイエットとうるさいので、しめは三人で雑炊とスープを一人前注文。