面白かった本

5年間の読書記録(2007年〜2011年)

2007
川の書 (イアン ワトスン) 読むのに時間がかかった。ストーリー的にはすいすい読めるはずなのに?
時に忘れられた国 (E.R.バロウズ) 2,3回読んでいるはずだが読むたび面白い
2008
サウスバウンド奥田英朗) 父がまさに「とよえつ」、母がよい。子どもがよい
鴨川ホルモー万城目学) 不思議な青春小説。女学生の描き方がすばらしい。早良京子の方がずーっと美人のイメージだったのに。
星を継ぐもの (J.Pホーガン) すごく面白かったが、よく覚えていない
2009
のぼうの城 (和田 竜) 爽快な読後感。非常に作り物めいた作品。
君たちに明日はない (垣根諒介) すぐれた小説だった(人物描写)。
ヒートアイランド (垣根諒介) シリーズ全巻読破せざるをえない
2010
深夜食堂(5) (安部夜朗) やはり面白い。少し前テレビでみたせいか、よりおもしろい。
明日なき身 (岡田陸) 「21世紀の老人文学」がキャッチフレーズだが、私小説の面白さ久々。チェーン店の飲み屋に入った時の表現が「一歩踏み込むと、通俗が充満している。」とかっこいい。
安原製作所回顧録 (「一式」を作った人) どのカメラ雑誌の記事より面白かった。フイ゙ルムカメラからデジカメへ「変わることは止められない、変わることを楽しむしかない」との言葉は深い。
2011
二度はゆけぬ町の地図西村健太) だめだろう最低。留置場経験をいきいきと。もう全て読むしかない。
どうで死ぬ身の一踊り西村健太) DVはダメだ
武装酒場 (樋口明雄) 飲みたくなる。映画化のキャスティングがしたくなる。
日本難民吉田知子) 主人公の行動・考え方・反応が今の自分の年齢と重なり、人生とはこんなものかと言いたくなる。
禿鷹の夜逢坂剛) シリーズ開幕
百舌の叫ぶ夜逢坂剛) 女性主人公がシリーズを重ねるごとにどんどん魅力的に変貌
ミレニアムⅠ(上下)スティーグ・ラーソン) おもしろいが通俗的で底が浅い。ハッカーはスーパーマンかとつっこみたくなる。
2012
地底旅行 (J・ヴェルヌ) こんな話だっけ?キノコのとこしか憶えていなかった
モーレツ!イタリア家族ヤマザキ・マリ) 生きる力に満ち溢れた人々。やる気出る
裸者と裸者(上・下)打海文三) 荒唐無稽だがリアル。全5巻読まなくては