奥飛騨湯煙紀行①

 2月11日は妻の誕生日、娘が温泉旅行に招待してくれた。朝9時半にレンタカーでわが家まで迎えに来てくれた。びっくりしたのは車の中に東京にいるはずの次女がいたことだ。サプライズ。この旅行は二人の娘が共同で企画したものだったのだ。孫を含め総勢7名で寒波襲来中の奥飛騨へ出発だ。レンタカーのセレナは長女の夫が運転だ、除雪車が活動中の道をまあまあ快適に飛騨高山に到着。昼食をめぐり、うどんかラーメンかで孫二人が対立。結局うどん屋に決定。鍋焼きうどんはシンプルにうまかった。孫はお守り刀を買ってもらい気分が高まったのか頭にかぶる傘も欲しいというので買ってやった。

 高山から奥飛騨温泉郷までは外の気温も−6℃、−8℃、−10℃と未体験の域まで低下した。ワイパーが凍り付いたり、車がスリップしてわしが押す羽目になったりと苦労しつつ新平湯温泉「松宝苑」に到着。周り中全部雪だ。