クリぼっち

 「クリぼっち」とはクリスマスに一人ぼっちの意らしい。世俗のしがらみがなく素晴らしい、寂しい人生だな、別にどうでもよろしいではありませんか、ケーキひとりじめか、ここは日本だぞ、…いろんな感想があると思います。私は60を過ぎておりますのでクリスマスには何の興味関心もございません、けど、小さいころのクリスマスは最高だった。サンタさんのプレゼントとクリスマスケーキ、銀紙とリボンのついた鶏のもも肉。「少年画報」「まんが王」などの月刊誌がプレゼントの定番だった。
 こうしたことを思い出すのも、昨日クリスマス会をした孫に「この3月で仕事辞めるよ。」と言ったら「給料なくなるね」と言われ、「そう、じじは貧乏になる」とこたえると、「ウーモをプレゼントできるから貧乏ではない」と言われたからだ。クリスマスは子供たちにとって良き思い出となって欲しい。これが生きる糧となり、その後の色気づく10代、20代が「クリぼっち」だろうが何だろうがどうでもよいではないか。