君の名は

 昨日のレイトで「君の名は」を妻と観る。娘が絶賛し、職場でも若い職員が面白かったと言っていた作品だ。天声人語にまで登場するほど大ヒット中だ。意識の入れ替わりは「転校生」を彷彿とさせ、現在4年前5年後と時が変化し、肉体はあれど記憶はなし、往年の「君の名は」を感じる場面もあり(サービス満点)、妻は「時をかける少女」をふと思い出し、私は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」をふと思い出した。まあ少女漫画だ。SF・人知を超えた災害・友情と憧れ(陳腐だがこれが娯楽作品)・出会い。そして「おまえは誰だ」「君の名は」だ。

「今日の弁当」(母へ)卵焼き、ししとう・赤巻・牛肉の甘辛、塩鮭、豚汁
 
 逃避読書の「もぐら」シリーズも6作目の「戒」、環境ビジネスだ。前作「闘」では生体実験や臓器ビジネス、その前の「醒」では関東連合を彷彿とさせる殺人集団。題材が現代日本の諸問題を取り扱い飽きさせない。

 CS第一戦五対三でDeNAが巨人を粉砕、ホームラン三発、とりわけ6回表筒香の逆転2ランが圧巻。解説の中畑がこの回の筒香は集中しているから歩かせたほうがいいかもといった矢先のホームランだ、東京ドームを青く染めた横浜ファンが飛び上がって歓喜の万歳。中畑の解説はほとんど的中し、打つといえば打ち、気負いすぎで打てないだろうといえば凡退と素晴らしい。
 O瀧氏も大満足だろう、カープと戦うことになってもこれ以上の勝利はありえないので、今シリーズはこの勝利を以って横浜の命日としたい。ご冥福を祈ります。間違っても日本シリーズ出場などと思わないでいただきたい。それにしても、筒香も「神ってる」なあ。