やり残したこと

 四月からハーフタイム勤務となりこの機会にやらなければと思っていてやれなかったことがたくさんある。その1は本の処分。せめて階段と廊下の分は今年中に処分したい。もう増やさないとの気持ちになっている。今後は図書館だな。その2はダイエット。できるだけ炭水化物と糖質を減らす計画が進まない。進まないにもほどがあるというほど進まない。散歩も三日坊主だ。その3は実家の食器棚の整理だ。母親の一人暮らしなのに使わない食器だらけで使い勝手が悪い。その4は海外旅行。けどこれは妻が退職するまでは無理だなと思っている。その5は音楽環境の整備。大量のMDを車で聞きたいのだがどうすれば聞けるのかわからない。音楽プレーヤーに好きな曲を全部入れていつでも聞けるようにするには、何を買って何をどうすればよいかわからない。その6は写真。一眼レフは買いそびれた。しかし、ソニーRX100を購入したので十分満足している。その7は北海道または大阪旅行。友に会いにゆきたいが金子不足。やり残したことなどまだまだありすぎる。で、やったことは何。うーん、スロットと弁当作りかな。この「ユートピアだより」も今年いっぱいで一区切りにしよう。新年度からは新ブログだ。
 みうらじゅんがお気に入り曲と紹介していた松尾レミ・GLIM SPANKY「大人になったら」をYOUTubeでみた。ライブ見たいね。
図書館で借りたつげ義春コレクションを3冊読んだ。「鬼面石・一刀両断」「四つの犯罪・七つの墓場」「腹話術師・ねずみ」の順に面白かった。やはり時代ものが一番ドラマチックだ。10代でこんな作品が書けるなんてやはりすごいなあ。
 話題の「その女アレックス」を読んだ。「特捜部Q」を彷彿とさせる第1章、それからは「永遠の仔」以来の辛い話(このパターンヨーロッパではやっとるのかな)。まあ、チビの主人公と超クールでエレガントなその同僚は魅力がある。
 これもはやりの「命売ります三島由紀夫を読んでいる。ときどきびっくりするような古いフレーズが出てきてそれがおもしろい。とても通俗的で楽しんで書いてるんだろうなあって感じ。ちくま文庫は帯のキャッチコピーで「うれしい悲鳴をあげてくれ」など新鮮なベストセラーの売り出しに成功している。私としては「コーヒーと恋愛」の獅子文六と出会えてよかった。山田風太郎「明治小説全集」、なぎら健壱高田渡などいいなあ、種村季弘もね。やはりちくま文庫は魅力的だ。嵐山光三郎「さらばコスモス」もぜひ出してくれ。藤子全集もたのむ(小学館が許さないか)。