秋刀魚を焼く

 今日は、七輪で秋刀魚を焼いた。孫や娘がうまいうまいと大喜び。
 



 術後の経過も順調で、1週間の入院で退院の運びとなった。退院してすぐに病院からヤマダ電機ヘ行った。さあ今日のポイントは何点かなと携帯をかざそうとした時、「こーさか」と声をかけられたので誰だろうと振り返ると、高校の同級生だった。金沢に転勤して26年こうした出会いは1回もなかったので驚いた。朝日新聞夏目漱石が復刻連載されているが(先日「それから」が終了)、漱石を読むたび彼を思い出す。高1で同級生だった彼はほとんどの漱石作品を読破しており、当時の私は漱石を面白がる高校生という存在に何か不思議な感じを抱いていた。彼は下宿生で、昼食は3年間ずっと購買の頭脳パンと牛乳だった。彼はいつも私たちの弁当を羨ましがっていた。高2からは頭脳パンで頭脳明晰な彼は理系に、数学嫌いの私は文系にと別れたが、大学に進学すると、大阪市立大学に進んだ私は石川に帰省するたびに金沢の彼のアパートを訪ねた。彼は金大生で小立野で妹と住んでいた。年末に彼と一緒に金石のスーパーでサンタクロースに扮してバイトしたのも良き思い出だ(そん時、中学の同級生(女)に声をかけられサンタ姿の自分がすごく恥ずかしかった)。