芹川へ

13日昼に福山を離れ金沢へ。

「新幹線サンダーバードで読書」
「笑う警官」☆☆☆イメージとは違う作品だった。ベック、コルベリ、メランダー、ラーソンetc、警察官の個性が際立っている。愁いを帯びたベック、知的で厳しくて繊細なコルベリ、ミスタースポックを彷彿とさせるメランダー、体格と迫力で他を圧迫するラーソンetc。犯罪がはびこるストックホルムの街を舞台に彼らの活躍がシリーズ化するのだろう。脇役というか刺身のつまというか、「わかるだろう、おれが言わんとしていることが。」を決め台詞に最悪の差別や偏見をしゃべり続けるウルホルム捜査官。彼を黙らせたルン捜査官の一言が最高だった。

「サンドウィッチは銀座で」☆平松洋子では東海林貞夫の後釜は荷が重い。ただ、タイメイケンや明治軒のオムライス。みの家の桜肉の案内文は素晴らしい。明治軒は学生時代にN野君に連れて行ってもらったのが最初だった。この文章を読んだらまた行きたくなった。