DVDで黒沢映画

小学館DVD BOOK黒沢明MEMORIAL10」で「隠し砦の三悪人」を見た。焼け落ちた城での金探しや、隠し砦のあるがれきの坂道の映像が素晴らしい。千秋実藤原鎌足の欲深凸凹コンビがさえている。千秋実は親戚のおじさんそっくりの顔で子どものころから注目の役者だった。三船敏郎は元気だが椿三十郎や用心棒や七人の侍のようなとぼけたような味わいが少なかった。
今日は「蜘蛛巣城」を見る。休日は楽しいな。
先日久しぶりで内灘の中華「萊莱」で昼食。萊莱飯(小)と焼そばで1,050円也。相変わらずの人気で満員だった。萊莱飯は心の友だった。弟とよく似た店主が中華なべを振っていた。小皿の漬物も変わらぬうまさ。おばさんも相変わらず太って元気そうだった。いつもと違っていたのは支払いの時「○○先生」と声をかけられたことだ。お客さんの一人が顔見知りの大学院生でこの春から能登で新卒の教員として働くことになっている○君だった。思わぬところで思わぬ人に声をかけられると思わぬ動揺が走ってしまう。飯屋でよかった。へんな場所で声かけられたらやはりまずい。てな理由で冒険の旅にはなかなか出れまへんな。